耳をすますナツメグ

だれもみてない、ほら、いまのうち

そのころ

子どものときに好きだった本をひたすら思い出す回

思い出の扉を開く 電子書籍で買った本の履歴を見返していたら、5年ほど前になぜか荻原規子『西の善き魔女』の電子版を買っていたことがわかり思わず読み返した。小学生のとき、初めて手にしたインターネットでハリー・ポッターのファンサイトを検索していて…

エリザベート観たい

今日久々の通勤だったので(電車めっちゃこんでてびっくりした)、通勤時間って何してたんだっけ?と思ったらどうせずっと家だし楽天モバイルのデータ量いちばん低いプランに変えたの忘れててラジオも聴けないし本も持ってなかったのでそうだ、音楽を聴こう…

最近のようす

もうすぐ勤めている会社から出ている在宅勤務指示が解除されそうで、そのことが憂鬱だ。NHKの「ダーウィンが来た!」を見ていたら、ボツワナにいるリカオンという肉食動物は、群れで生活しており、その日のメンバーのやる気の有無で狩りに出かけるかどうかを…

おうち時間

ご存じの通り最近はほとんど家にいる。もともと休日は放っておくといくらでも家にいてしまう人間なので、無理やり外食の予定を入れたり、観たいミュージカルや映画は前々からチケットを買っておいたり、本はなるべく本屋で買うルールをつくったり、長期休暇…

日常ルーティーン

あまり親しくない人との雑談の話題に困ったとき、「毎日何時ごろに寝ていますか?」と聞いている。よく知らない人であっても、生活習慣について聞いてみるのはおもしろい。ナポレオンでもないのに毎日三時間しか寝ていない人、夜ごはんをたべながら眠ってし…

きたなめのおっさん

この冬はいままでの人生でいちばんたくさんボーナスをもらえた。今年はたまたまいろいろなタイミングが重なって、だれかの頑張りと幸運に乗っかるようなかたちで報酬が増えたというだけのことで、来年ももらえるかは分からないし、わたしの実力も能力も見合…

2019年に買ったものの思い出

今年一年、わたしの生活を支えてくれたものたちにありがとうの気持ちをこめて。 1.HP Pavilion 15-cu1000 あたらしくパソコンを買いました。 HP Pavilion 15-cs0000 スタンダードモデル(第8世代 Core i5/8GB/SSD256GB+1TB HDD/15.6インチワイド/Windows 10…

一人旅には向かない人間

年に一度ぐらい海外の街をひとりでうろついているのだが、事前に調べていた行きたい場所にすんなりと着けることはまずない。地図を見て歩いては方向を間違え、他人に尋ねて歩いては曲がり角を間違える。買いものを楽しもうとして行ったはずが、目的はいつの…

かばんの数を減らすこころみ(3)~反省編~

人には、自分が所有しているものに価値があると思い込む認知バイアスがあるものらしい。 自分の持ち物について冷静にひとつずついるものといらないものに分けてみると、好みや失敗の癖が見えてくる。 所有している鞄ひとつずつに関して取捨選択を行った結果…

かばんの数を減らすこころみ(1)~やる気編~

のぞき見趣味 他人の持ち物を見るのが趣味なので、暇さえあれば他人のブログを検索してバッグの中身とか断捨離をしました報告などを見ては目を皿にしている。最近はバラエティ番組を見ていても他人の家を映す番組が増加している気がするので、他人の生活を覗…

かばんの数を減らすこころみ(2)~実践編~

これをやろうと思った経緯は かばんの数を減らすこころみ(1)を参照。 sanasanagi.hatenablog.jp かばんのリスト かばんのリスト 第1章 ロンシャン ル・プリアージュ 1.サラ・モリスコラボ グレー A4トートバッグサイズ 2.ル・プリアージュ A4トートバッ…

お化粧音痴だけどコスメを買うのは好き

高校生のとき初めて買った化粧品はコンシーラーだった。目の下のくまを隠したかったから。顔に色をぬることよりも先に顔の色を隠すことからスタートしたわたしのお化粧人生、教科書通りに手順を踏んで、枠からはみ出すことはない。 いや、ときにははみ出すこ…

日比谷シャンテのエリザベートコースターを集める日記

コラボキャンペーンとは 帝劇近くのショッピングビル「日比谷シャンテ」ではミュージカル 「エリザベート」のキャンペーンが催されている。 今までこうした販促イベントには関心を持ってこなかったけど、今回はちがう。参加している飲食店でキャンペーンメニ…

理想の美容院を見つけるのはむずかしい。

美容院で読む雑誌というのはどうしてあんなに面白いのだろうか。わたしも月額390円で電子雑誌読み放題のサービスには加入しているが、美容院で渡される雑誌は格別の味わいがある。自宅で見るiPadの画面ではつい読み流してしまうような、普段その存在を気に留…

靴箱の中身定点観測

わたしのように周りに流されやすい買い物のしかたをしていると、いつのまにか増えているのが靴だ。めちゃくちゃ靴好きというわけでもなければ、見た目よりも楽さを重視する程度にはファッショナブルでない。毎日漫然と履く靴の数は限られている一方、靴箱の…

ほんとうはドレスと口にするのすら気恥ずかしい

結婚に伴ってわたしが催さなくてはならない諸々のイベントを考えたとき、結婚披露宴は憂鬱の最たるものだった。だが一方、ドレスだけはなにがなんでも着てみたいという気概だけはあった。 ドレスはわたしの憧れだ。いつからこんなことになったのか。間違いな…

ブログを書くとは

何ヶ月もブログを書いておいて今更ではあるが、このブログをなぜ書いているのか、どういったスタンスで書いているのかいまだにわからない。

バッグの中身公開

突然ですが、今日はバッグの中身を公開します。

手帳の使い方 2018年→2019年

2018年の初め頃、今年の手帳の使い方についての決意をブログに書いていた。 一年使ってみて、思ったとおりにいったところ・うまく書けなかったところ、使い方が変わったところがある。来年以降も、自分の人生と欲に寄り添う道具として使い方はすこしずつ変わ…

「不毛」と「生きる」

先日、映画館のナショナル・シアター・ライブで『イェルマ』を観た。イェルマとは、スペイン語で「不毛」の意だという。子どもを持つことを決めた事実婚の女性が思いがけず不妊に悩み、その決断は次第に渇望となり、彼女の人生を蝕んでいく、という話。 わた…

自動朔転機とはなにか

食べることにこだわりがないので、毎晩同じものを作って食べている。とにかくご飯は炊いておき、自分の扱える範囲で目についた野菜(キャベツ、パプリカ、たまねぎ、ぶなしめじ…)と豚肉、たまごをスーパーで買う。そしてこれらをフライパンに投入し、中華顆…

なぜわたしは運動を習慣化できないのか。

今年も六割がすぎようとしている。毎年の目標に「運動を習慣化する」というものを掲げているわたしだが、これだけは何年経っても達成できる気配がない。いい加減なんとかしたいので、改めてできない理由を考え、自己反駁することで打開策を見つけてみたいと…

ル・プリアージュについて

ロンシャンのプリアージュに出会ってから、わたしのかばん人生は大きく変わってしまった。毎日仕事場に通う場合に使うバッグとして、プリアージュ以外もう考えられない。 プリアージュとは何か。都市圏の駅などで朝や夕方の通勤時間帯に道行く女性を見ている…

身体に振り回されているなあ、と今月も思う。

お腹が痛いが気分は晴れやか。少なくともきのうまでに比べれば。 先週は最悪だった。何をしても楽しいと思えない。客観的に見れば何不自由ない幸福な生活なのはわかっているが、生きる意味が分からない…などと、考えても仕方のないことを職場のトイレで延々…

日比谷シャンテにある本屋さんに行った。

日比谷シャンテ、ネットでミュージカル情報を求めているときによく見かける名前だったのでなんとなく憶えていたが、昨年まで東京に住んでいなかったわたしは、シャンテのことをさほど気に留めてはいなかった。だがこのたび、好きな作家の川上未映子さんがト…

じつはわたしは伝えることに興味がないのではないか

新卒で入社した会社で働き始めてもうすぐ六年になる。 自分が社会人何年目なのか、考えても分からなくなったのは五年目を過ぎたころからだ。新入社員だったころなんてまだ昨日のことのようなのに、気がつけば同期は半分くらい転職しているし、職場にいる若手…

それはただのノートではありません

学生のときのように秋口から来年の手帳のことを考えてワクワクする暇はなくなったものの、やはり年が改まって新しい手帳を下ろすときは気分が高まる。自分のためだけに使えていた時間を加工して売るようになっても、相変わらず、とりとめもなく紙にものを書…

BLについて

わたしのインターネット人生は腐女子へのあこがれとともに始まった。それは2002年前後のことで、なにげなくそのころ好きだった児童文学のタイトルを検索すれば大人のお姉さんたちがやっている二次創作ファンサイトにたどり着いた。現実世界よりも物語の中の…

早くあの物差しを持ちたい

以前は自分の好きなものを批判している人を無条件に憎んでいたし、自らを優位に見せるために他人を叩く人のことは今でも憎んでいるが、 自分が見る目のない分野について、信頼できる先達の意見を傾聴することも大事だと思うようになった。 もちろん誰の話を…

持ってるパンプスを並べて写真を撮ってみたら思いのほか楽しかった

晴れた休日に外に出たら春が始まっている気がして、新しい靴が欲しくなった。 靴箱を開けてみたら古い靴がいっぱいで、新しいものが入るスペースはなかった。 私は他人が自分の持ち物について語る言葉を聞いたり読んだりするのがとても好きなのだが、 自分の…