2022-01-01から1年間の記事一覧
最近のようす 暑さも仕事も落ち着き、自分や家族の体調も悪くなく、わりとゆったり過ごせた11月。家のデスクのまわりを自分なりに整理したことで、ブログや日記を書いたり、テレワークの始業前にちょっと読書したりという時間の使い方ができるようになり、そ…
半年ぶりくらいで劇場に訪れて、この作品が大変広く深く愛されているのだという熱気をひしひしと感じた。 あたたかい愛に満ちた素晴らしい感想がすでに世の中にたくさんあるので、それを読むだけでも満足してしまって、改めて何か書こうとしてもうまく書けな…
流行りものの類の本だとは思うのだけど、ふと読みたくなって図書館で借りてきた。 あのこは貴族 (集英社文庫) 作者:山内マリコ 集英社 Amazon 解説で雨宮まみさんに言い当てられたように、格差や女子同士のマウンティングみたいなものを書いた話なのであれば…
むらさきのスカートの女 (朝日文庫) 作者:今村 夏子 朝日新聞出版 Amazon SNSやブログなどを見て、一方的に日常生活を知っている他人のことを思い出していた。わたしはその人のやけに細かいところを知っているが、向こうはわたしの存在すら知らない。むらさ…
今年は既にちょいちょいブログにお買い物日記を書いている気がするが、もっとブログを書きたい!という気持ちが高まっているのではてなブログのお題に乗っかる。 今週のお題「買ってよかった2022」 ちなみに例によって人におすすめするのがへたくそなわたし…
5月に育休から復帰し、毎日在宅勤務をしている。 多分コロナ禍などでリモートワークに切り替わったみなさんは、すでにこの2年程の間にデスク周りを整えてきていらっしゃると思うのだが、わたしも最近になってそれらを追いかけ、デスクまわりのものをいろいろ…
朝、8時半に起きたらベッドには誰もいなかった。 1歳半の子が6時に起きて寝室から出してくれと騒いだので、夫が起きておむつをかえ、パンを分け合って食べ、子が遊ぶのを見守ってくれていたらしい。 ちなみに1歳半時がドアを開けて欲しいときは「でて!でて…
最近のようす 今までだいたい月次で読んだ本の報告をまとめて書いていたのだが、以前読んだことのある本を読み返すことが多くて、書きたいことがたくさんあるので一冊一記事に書いてみている。 そうしようと思ってそうしているというよりは、本棚を移動した…
突然気が向いて『レベッカ』を読み返していた。夜の時間、家にはひとり、窓から入り込むひんやりとした風を感じながらぞくぞくするような世界に没頭する読書。幸せ。そしてこの本やっぱりものすごく面白いです。 レベッカ (上) (新潮文庫) 作者:ダフネ・デ…
在宅勤務・休日はほぼ子どもと公園・出不精、と三拍子そろった生活をしているわたしが、まれに一人でお出かけする場合のバッグの中身。 出産したら子どもとお出かけするときのバッグの中身編を書くんだ…!と意気込んでいたことも今や昔、2年前に書いたのと大…
これは再読。同著者エリザベス・ストラウト『私の名前は、ルーシー・バートン』が最近文庫化され、ポチったのが届くまでの間に読み返したのだが、前よんだとき以上にしみじみと沁み入ってしまった。たぶん年を重ねるごとにより沁みる本になると思う。 アメリ…
人間の絆(上) (新潮文庫) 作者:サマセット・モーム 新潮社 Amazon 生まれながらに抱えたコンプレックスに加えて幼いころに父母を亡くし、少し…いや、結構かなりひねくれて育ったフィリップという青年の半生記。エピソードがいくつも連なっているタイプの構成…
最近のようす なんだか毎月のように風邪をひいている気がする。保育園から貰ってくるのは、子どもたちの様子が載っている楽しいおたよりだけじゃないみたいだ。わたしが家でダラダラ仕事している間に我が家の子どもは活発に過ごしている。その様子が掲載され…
有給である。朝から大人のこぶしより大きいおにぎりをぺろりと食べた1歳児を保育園に送っていき、エアコンのきいた自宅に戻る。先ほど子どものおにぎりを作るのに使った茶碗に、コープの冷凍からあげと昨日炊いた米の残りをぶちこんで食べながら本を読む。…
お買い物日記ブログ出産・育児編。 1歳になるあたりから明らかに、育児の内容も・子どもに対して抱く感情も変化したな~と感じる。マタニティ期から0歳の時の記憶がどんどん薄れていっているので、お気に入りリストを忘れる前に書きたくて。購入や出産準備に…
最近のようす 育児と労働に時間と体力と精神力を吸い取られがちな今日この頃。20時・1歳寝かしつけ後の図書館本と、23時・32歳就寝前のkindleが最近のおもな読書タイムです。 それ以外の自由時間、「目の保養」と称してInstagramでジュエリー好きの方のアカ…
去年うまれてきた子どもが1歳になった。 そしてそれから、もうすぐ2ヶ月が経つ。は……………………はや〜。 ミルクはもうほとんど飲まなくなって、おとなと同じかたさのごはんをモリモリ食べている。おいしかったら、自分でパチパチ拍手しておいしさを表現してる。…
最近のようす 1歳を目前にして子どもが保育園に通い始め、お約束どおり貰ってきた風邪をわたしも頂戴した。ありがたくない。わたしは粘膜がよわいくせにカレーやコーヒーが好きで、慣らし保育中に調子に乗ってカレーランチやカフェをめぐっていたせいで風邪…
『ミドルマーチ』の感想がうまくまとまらなくて(ほっとくと永遠にだらだらと書いてしまう…)気づけばもう4月!というわけで忘れないうちにサッと残したいと思います。 ジョージ・エリオット『ミドルマーチ 4』光文社古典新訳文庫 ミドルマーチ4 (光文社古典…
妊娠中、家にこもりっぱなしでキラキラに飢えていたため、「人生の節目に一生もののジュエリーが欲しい!」という気分が盛り上がった。 そのたび、SNSや雑誌、オンラインでのリサーチを繰り返した。が、家にいてインターネットばかり見ていると自分の本当に…
なんだかんだ少しずつでも読書時間を取れているつもりだけど、11月は全然本を読んでいなかったので、まとめは3か月分。 読書していなかった理由は、育児がめちゃくちゃ多忙だったから…というわけではない。10年ぶりに発売された「ときめきメモリアル Girl's …
(ネタバレあり) ひとりぼっちで、学校に友だちはいない、憧れの女の子はただ遠くから見ているだけ。そんなさえない男子高校生エヴァン・ハンセンは、メンタルカウンセリングの一環として「自分に手紙を書く」習慣を持っている。ある日、ちょっとした行き違…
原作を読んだときには、牢獄につながれているモリーナが映画のストーリーを語る二重構造にが小説を読む喜びを味わわせてくれたという記憶がある『蜘蛛女のキス』。 そのあたりの構成が、舞台は舞台ならではの演出で表現されていて、そのままモリーナという人…
大学の卒論の題材に選んだくらいジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵が好きで、以前ニューヨークに行った際にもメトロポリタン美術館は訪れた。それが日本で見られるとなれば、やっぱり貴重なチャンスなので、今回の展覧会も見に行くことにした。 ラ・トゥール…