耳をすますナツメグ

だれもみてない、ほら、いまのうち

手帳の使い方 2018年→2019年

2018年の初め頃、今年の手帳の使い方についての決意をブログに書いていた。

一年使ってみて、思ったとおりにいったところ・うまく書けなかったところ、使い方が変わったところがある。来年以降も、自分の人生と欲に寄り添う道具として使い方はすこしずつ変わっていくと思うので、今現在の自分の方法をまたここに書き残しておく。

 

1.趣味の記録、記録が趣味

1日1ページ手帳

使っているもの

Edit(1日1ページ手帳)B6サイズ

メーカーはマークス。カバーはクラウス・ハーパニエミコラボのもの。

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使い方

ファスナーを開けるとポケットがたくさんあるので、チケット、付箋、シール、すきな女優さんの舞台写真などを挟んでいる。

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後ろ表紙のほうには母や恋人からもらった年賀状も。時々見返すと気持ちがリセットされる。

 

このEditにかんして、日付やカレンダーは入っているものの、日記というよりは雑記帳として使用。

毎度ではなく気が向いたときだけ、定型のテンプレートのようなものは作らず、思いついたことを思いついたときに書いている。

唯一のルールはといえば、趣味で劇場や美術館へ出かけた日はチケットの半券をのりで貼り付けるようにしている。

最初はその横に感想を書いたりしていたけれど、感想は帰りの電車でスマホを使って書く方が記憶も薄れず、ブログを書くにも効率的と気づいてからはノートに感想は書かなくなった。

その代わり、舞台の場合はチケットに劇場名と座席番号が記載されているので、その横に見え方などのメモを体感で書いておくことに。

あとは初めて行く劇場は必ず迷うので、最寄駅からの距離感を書いていたりとか、前後に食べたレストランのメモなど。

 

 

こういう気ままな使い方をしていると、一人で過ごした休日のページは充実するのに、平日のページがスカスカになる。

また、旅行が多かった9月とか、暑くて机に向かう気が起きなかった7~8月もスカスカだったのだが、まあこれはこれである意味、自分のバイオリズムの記録になっているのではないだろうか。

それに、どうせ書きたいことがたくさんあって1ページでは足りない日が出てくるので、平日などの書かなかった日のページの日付はシールで隠し、どんどんはみ出して書いている。

 

 サイズについて

B6サイズは手帳の中身にチケットの半券を貼るにもちょうど良いし、もらった年賀状や暑中見舞いなどのハガキを挟んでおいたり、カバーにチケットを収納するのも便利だった。

 

手帳以外の記録法

先にもちらっと書いたけれど、読書、観劇、映画、などを趣味の範囲内でおこなっていると、感想を書き残したくなるのが人情。

これに関してはスマホとノートを併用しており、書き出していると長くなったので記事を分けます。

 

 

 

来年に向けて

Editを使っていてちょっと残念だったのは、「プランニングページ」の書き方がしっくりいかなかったこと。

edit-marks.jp

このページは他のメーカーから出ている1日1ページ手帳にはないEditの特色だと思うので、ここが合わないというのなら来年もEditを使うか迷うところ。人生で成し遂げたい大きな目標に向って邁進するというよりは、日々の穏やかさと幸福の積み重ねを重視して生きていきたい性格なので。まあ、結局は紙質とデザインが好きだからEditに決めると思うのだが。

 

2.仕事用の手帳

使っているもの

レフト式のスケジュール帳(マークス)

選んだ基準はポール&ジョーの表紙のかわいさ。

使い方

ウィークリースケジュールページでTODO管理、メモページは課題の解決に向けて考えを整理するのに使っていた。が、最近はTODO管理をExcelで行うようになったため、来年はウィークリースケジュールは不要になるかなと思っている。

来年春ごろに異動があると思われるので、2019年の手帳は新しい仕事に向け、メモページの充実しているマークスの月間ノートを用意しようと思う。

自由な思考が広がる「月間ノート手帳」商品解説・使い方のコツ|online MARK'S(オンライン・マークス)

どんな仕事内容になるにせよ、期日や会議の予定を把握するのにマンスリーは必要だし、メモはいると思うので自由度の高いノートページが多いのはありがたい。

 

3.月々のスケジュール管理

使っているもの

現在はTimeTreeというアプリを使っている。

timetreeapp.com

もともとスケジュール管理には薄手のマンスリーを使っていた。しかし社会人になって、会社と家の作業スペースにそれぞれ手帳を置きっぱなしにするようになってから、大きすぎる手帳は持ち歩かなくなってしまった。

他にも、学生ではなくなって教科書などを持ち歩く必要がなくなったり、筋力の低下でカバンを軽量・縮小化していることも理由のひとつだ。

そこで、百円ショップでいちばん小さいA6のマンスリーを購入して使っていたのだが、普段から人に見られたくないことをノートに書く癖がついているためか、別にみられてもいい予定しか書いていないのに、手帳を外で開くのが恥ずかしい。

飲み会の都合をきかれたときや美容院の次回予約を入れるとき、ぱっと確認するのはスマホの方が自然だし、ペンがなくてもその場で入力できる。そこで自然とスマホのアプリを使うようになっていた。

 

恋人との予定共有

スマホアプリを使うようになった第二の理由は、恋人と遠距離恋愛になったこと。行き来をする日程のすり合わせをするため、試しにおのおのの予定をスマホに入れて共有を始めたのだが、これが思っていたより便利だった。

やってみるまでは自分の予定のすべてを他人に知られることに抵抗があったのだけど、じっさい週末ごとにお出かけする程の間柄の他人であるわけだし、口頭で逐一やりとりをするよりはすべてオープンにしてしまっていた方が楽だ。

 

 

劇場カレンダー

TimeTreeにはアプリ内に複数のカレンダーを作成できるので、だれとも共有しない自分のカレンダーを作り、観に行きたい公演の時期と場所を入力している。

日程が決まっていなくてもアプリなら決定時点で編集すれば良いし、手帳と違って1年以上後の予定でも入力可能なので、たとえば「2020年5・6月公演決定!」といった発表であっても、2020年5月1日から6月30日の予定でざっくり入れておくことができる。詳細が発表されてから入れ直すのも簡単。

これまでは観たい演目の発表があっても時期が覚えられず、逐一公式ホームページを確認していたのだが、予定に入れておけばどの時期にどれくらいのお金と時間を費やすのかがざっくりと把握できるのがメリット。自分自身の予定と同じアプリ内で一緒に確認できるのも良い。

最近始めたことなので続くかわからないが、しばらくはやってみたいと思っている。

 

4.無印方眼ノート

前回の記事で、バレットジャーナルで習慣トラッカーを書くことに憧れている旨を書いていたが、これは完全に飽きてつかわなくなっていた。

 

睡眠記録は目覚ましアプリ(SleepMeister)がやってくれるし、

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLite

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLite

  • Naoya Araki
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

コーヒーはほぼ毎日飲むので、もはや睡眠時間との相関関係はよく分からない。

運動記録をしようにもジムはやめたし、階段は猛暑日以外毎日使っている。

洋服の記録は今年の夏、毎日暑すぎてユニクロしか着なくなったときに楽しくなくなって書くのをやめてしまった。これに関しては、秋になってやる気が復活してきたので再開しようと思っている。

ただのノートなら年ごとに使い切る目処を立てなくて良いし、空白ページにプレッシャーを感じることもなく、好きな時に始めたりやめたりできるのが気楽だ。

 

おわりに

年末が近くなると手帳のことが気になりだしてネットでいろんな人の手帳活用法や記録術を探し、特に趣味の近しい人のものは読みふけったりしてしまうので大変気持ちが高揚し、充実した気分になる。

デジタルの時代になり、ライフログと言われるデータを気軽に取得できるようになっても、手を使って書くたのしみは手離せない。少なくとも、書く習慣とともに育てられた人間にとっては。

そしてあらゆる人がとりつかれたようにインターネットにものを書いている近頃、ふつうの人間が書いたなんでもないような文を、道行く人とすれ違うように見かける機会があることによろこびを覚える。

書くことを趣味にしている人が、もっと自らが書くときの習慣を公開してくれたらいいのにと思う。

 

 

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