耳をすますナツメグ

だれもみてない、ほら、いまのうち

2026-01-01から1年間の記事一覧

2026年1月に読んだ本とか

雪/砕かれた四月/彼らは廃馬を撃つ/母娘短編小説集/雪の練習生/短くて恐ろしいフィルの時代/絶対泣かない(山本文緒)/「なむ」の来歴/小説的思考のススメ

オルハン・パムク『雪』とイスマイル・カダレ『砕かれた四月』

雪(パムク)/砕かれた四月/彼らは廃馬を撃つ/母娘短編小説集/雪の練習生/短くて恐ろしいフィルの時代/絶対泣かない(山本文緒)/「なむ」の来歴

十二国記ミュージカル感想 – 自分を治める王になりたかったんだ

原作は小中学生のとき大ファンだったものの、ここ二十年くらいはきちんと読み返しておらず、ついていけることやら…と少々心配しながら見に行ったけれど杞憂だった。それくらい距離があっても、自分の人格が根を張った過程には、この十二国記のメッセージが寄…

『彼らは廃馬を撃つ』 – 他人の生を消費するということ

1930年代頃のアメリカの小説にある、得たいのしれないスピードに追われ、機械のごとく人間の生活が回転させられ続け、ひとりの意志では止められようもないような感じ、やめたければ人生そのものから脱落者になるしか他にないかんじに、惹かれつつあるかもし…

『奇術師アイゼンハイム』 – ミュージカル「イリュージョニスト」を思い返す日記

ミュージカル「イリュージョニスト」の原作というのをきっかけに知り、図書館でみつけて読みましたが……これは、完全に別物だー!! 舞台はこの短編に着想を得てモチーフを借りただけの別の物語だった。舞台版に出てきた公爵令嬢ゾフィは原作には存在もしてお…

劇団四季『ゴースト&レディ』感想

舞台好きの方々の好評を薄目で見ながら取ったチケットでお正月に観劇。ナイチンゲール女史が主人公ということも、あらすじも何も知らずにみにいったのですが、これ我々の大好きな紫の薔薇のひと構図やん!と思って「なぜ少女はひとりで信念を貫き頑張るとき…

2025年12月に読んだ本・舞台とか

黄色い家/一人娘/破果/ディア・ベイビー/夢のなかで責任がはじまる-サローヤンとシュワルツ