今年一年、わたしの生活を支えてくれたものたちにありがとうの気持ちをこめて。
1.HP Pavilion 15-cu1000
あたらしくパソコンを買いました。
7年近く使ったパソコンはずっとヒンジのところが外れていて、ときどき急にキーボードが通じなくなったり起動に時間がかかったりするのにうんざりしていたので、増税前についに新調。
Win10で一番クチコミの良い機種、買ったのはなんだかんだいちばん安く買えるメーカー直販サイト。3000円多く出せば128GBのSSDが付いているという理由で「スタンダードプラスモデル」を選び、オプションにオフィスをつけ、9万円くらい。色はゴールド。
そんな感じだったので、新しいというだけで良い物であるような気がする。すみやかな挙動、いつでもひんやりとした金属製のキーボード、がらんとしたデスクトップ。スペックも全てにおいて勝っているのに、前のVAIOのほうがキーボードの打ちごこちはすきだったなあと少しだけなつかしくも思ったり。
2.CITIZEN 腕時計 kii:
いつも使っている革ベルトの時計が夏場は汗で濡れるのが気になって、メタルベルトの時計が欲しいと思いつつ後回しにしてきたのだけれど、今年ついに気に入ったものに出会えた。
腕時計にさほどこだわりはないけれど、ソーラーだから電池交換もいらないし、アクセサリーのような見た目でセレモニーや結婚式などでも着けられるのがよい。夏のボーナスが出た日に会社の行事をさぼって購入したという思い出の一品。とにかく見た目が気に入って買ったので、時計を見るのが楽しくなります。
3.KINTO ティーポット
プレゼントなどで紅茶の茶葉をいただくことがあるのだが、ティーポットがなくて困っていたので、楽天市場で探して購入。460mlと720mlがあったのだけど、とにかくがぶがぶ飲みたい人間なので大きい方にした。
フタが網になっていて洗い物がしやすく、価格はお手頃なのに機能的。紅茶の淹れかたなどあまりわからないけど、お湯を注ぐと茶葉が踊り、香りがよく立つ気がする。
↓このような感じで茶葉からがっつりとお茶が出てきます。
今日のお茶が落ち葉みたいだったのでわざわざ写真にとりました pic.twitter.com/6ejsyZWGt5
— さなぎ (@sanasana0111) 2019年12月13日
4.ユニクロ エアリズム ブラトップ
ベニヤ板のような胸の女なので、わざわざ締め付けられながらブラジャーをするのって無駄だなあと思いつつ、いたずらに胸の真ん中にワイヤーのくいこみの跡をつける日々。そんな毎日にはもうさようなら。結婚を機にいさぎよく諦めてブラトップにすることにしたのだが、なんでもっと早くやらなかったのだろうとつくづく思った。
いや、数年前にこれをためしたときは、胸の肉がないゆえにカップが余ってカパカパするのが気になってすぐやめたのだった。ユニクロさん、毎年地道にアップデートを繰り返してくれてありがとう。今年のフィット感に出会えて良かったです。
なによりよかったのは、夏場にノースリーブを着ていても脇や胸元や肩から下着が見えるのを気にしなくて良くなったこと。ワイヤー入りブラジャーはインフラではなくもはや嗜好品。下着売り場の試着室で、店員さんと困惑した眼差しを見交わすことももうないでしょう。もうほかの下着をつける気になれず、真冬になってもヒートテックの下にこれを着ているほど。
5.アフタヌーンティーのジュエリーボックス
二十歳の誕生日祝いに母からもらった真珠のネックレスや結婚指輪など、箱に入っているような装飾品の類を引き出しの奥深くに死蔵させてしまいそうだったので、かわいくてちょうどよいサイズの箱にまとめておき、すぐにつけられるように。
というのは実は後付けの理由で、本当は去年読んだジョー・ウォルトンの『英雄たちの朝』で良家の子女であるヒロインが、駆け落ちして出奔する際に母親のジュエリーボックスを持ち出すというシーンがあり、「ジュエリーボックスってなんかいいなあ〜」という憧れをいだいてしまったから。いいとしをして子どものような動機でものを買う。
6.エクセル キャロットラペ
ここからは化粧品コーナー、といっても有名系かオレンジのものしかありませんが、ひとつめはネイルポリッシュです。夏の終わりから秋、足の爪にずっと塗りつけていた。くすんだオレンジ、辛くも明るくもない絶妙な色。
7.ロレアルパリ サンセットシュルセーヌ
ロレアルパリのブラウンコレクションの復刻版、今年の秋から定番色に。ブラウンコレクションのとき、手の甲にためし塗りして驚くほど「黄色!!!」だったので買わなかったのだけれど、今年あらためて唇に塗ってみると、口の赤さと中和されて程よいオレンジに。
わたしのクローゼットでいちばん気に入っている、スエード調のくすみブルーのスカートととてもよく合ってくれて、服に化粧の色を合わせるという意味がわかったリップ。
8.ロムアンド ジューシーラスティングティント アップルブラウン
上記のロレアルパリより、もう少し元気を出したいときに。赤っぽい明るいオレンジ色。ティントだけれどツヤツヤに。
韓国の免税でみつけ、りんご大好き人間としては買わずにはいられなかった。だってこれ、ただのリップかと思いきや、おいしそうなりんごの香りがついているんですよ……。香り付きペンにあこがれていた小学生のときを思い出す。
日中ちまちま塗り直さなくてもとりあえず唇に色がついてくれている状態を保ちたい人間としては、つやつやになるティントというのは欲しいもの全部入りしてくれた感がある。
9.NUXEのオイル
結婚式前の髪を伸ばしていたとき、顔やからだにも使えるヘアオイルと聞いてとびついたもの。ちょうどなくなりかけていたころに新婚旅行先の免税店で100mlボトルが日本の半額くらいで売っているのを見つけてしまい、髪を切ってからも使い続けている。
匂いは好みが分かれるそうだけど、わたしは甘いのがすきなので合ってよかった。毎日つけていてもさほど重くならず、髪の乾燥に悩むことがなくなっている。
ずぼらでヘアケアをついさぼってしまうわたしのような人間にとっては、機能の高さはどうあれ毎日こまめに手を伸ばしたくなる、いい匂いでおしゃれなボトルに入っているかどうかが重要なのだ……。
10.diptyqueのルームスプレー
これも韓国のオンライン免税で、安くなっていたのでつい買ったもの。香水にもぜんぜんくわしくないけど、おしゃれインテリアの画像によく置いてあるのを見かけるのであこがれていたのです。
今までは部屋の匂いなど「とりあえず換気しておけばいいでしょう」くらいな気持ちだったけど、高級香水ブランドの香りってこんなに精神を充ち足りたものにしてくれるのかと。疲れた夜にも、やる気の出ない朝にもとにかくシュッシュッとしている。
おわりに
年末になるとあちこちで見かけるだれかの買ってよかったものリスト。わたしの場合はお買い物マイスターではないので、だれかにおすすめするというよりは、お気に入りのものについてだらだら書いてうれしがりたいなという気持ちで。
買ったものを思い返しながら部屋にあるものやクレジットカードの使用履歴を見ていると、じつはあまり買い物をしておらず、自由になるお金のほとんどは本か舞台のチケットか旅行に消えていた。たいした稼ぎでもないくせになんと享楽的な生活を送っているのかと少しあきれるけれど、仕事でも今年から求められるものが変わってきたこともあり、来年も引き続きお金を使えるように頑張りたい。
年齢を重ねるごとに一年の振り返りをしなくては時間の経過を実感できないようになってきているので、写真を撮って書き出してみるのはたのしかった。せっかくだから次は年間の観劇まとめと好きな本ベストセレクションもやりたいな。